最近では健康の為にジムに通う人やヨガ、ピラティスなどをやられている方が非常に多くなって来たように思われます。その中でも気軽に自宅で出来るのがストレッチです。YouTubeやテレビで放送されているストレッチなどを行なっている方も多いのではないでしょうか。

ストレッチには２種類ある

ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチの２種類があります。

• 動的ストレッチ：動的ストレッチとは体の関節を動かしながら行うストレッチ法です。簡単に言えばラジを体操に当たります。

• 静的ストレッチ：静的ストレッチは体の関節を動かさずに筋肉を伸ばすストレッチになります。

動的ストレッチと静的ストレッチは適切に行うことで運動のパフォーマンスも大きく変わってきます。実は運動や試合前などは動的ストレッチを行なった方が効果的なのです。静的ストレッチで筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチをしてしまうと筋肉が瞬発的に収縮する力が低下してしまい、体のキレや体の動きが鈍くなってしまいます。

その為、静的ストレッチは運動後に行うのが効果的です。

そのストレッチが自分の体に合っているか

先程もお伝えしたようにYouTubeやテレビなどで効果的なストレッチ法など簡単に目にする事ができます。肩こりにはこのストレッチが効果的・・・腰痛にはこのストレッチが効果的・・・ヘルニアにはこのストレッチ・・・などたくさんのストレッチ法が紹介されます。

ただ、ここで大切なのは症状に対して効果的な一般的なストレッチ法かもしれませんが、そのストレッチがあなたの体の状態に対して合っているストレッチ法かは別問題です。もし、あなたの体に合っていないストレッチを行うとどうなると思いますか？

逆にあなたの体を悪化させることに繋がるのです。人それぞれ姿勢、生活習慣、関節の硬さが違います。その問題点を見極めてあなたに合ったストレッチを行うことがとても重要なのです。

ストレッチは痛みに効果的か？

ストレッチは体の痛みやパフォーマンスのUPにはとても効果的です。ただ、ストレッチの効果は一時的な痛みの緩和に過ぎません。本来、ストレッチというのは痛みを出さないための予防として行うのがストレッチになります。

ストレッチも最初にお伝えした動的ストレッチと静的ストレッチの他にも筋肉に対してのストレッチと関節に対してのストレッチ法があります。このストレッチの種類を見極めて行うことでさらに効果的なストレッチを行う事ができます。

まとめ

ストレッチは痛みの予防や痛みの軽減に対して効果的です。ただ、ストレッチの行うタイミングやご自分の体に合ったストレッチ法を行う事が大切です。

もし、ストレッチを行なった後に体に不調や痛みが強くなった場合はストレッチが効いているのではなく、間違ったストレッチを行なっている可能性があります。そのような際は無理にストレッチを行わずにメニューを変えてストレッチを行なってみてください。