皆さん、初めて腰の痛みや首の痛みを感じたらどちらに行きますか?
転倒してケガをした場合はどこに行きますか?
おそらく最初に整形外科へ行かれる方が多いと思います。そしてMRIやレントゲンといった画像の検査でどのような状態なのかを知ることで安心できるのではないでしょうか。
転んでケガをした。初めてぎっくり腰になった。足にしびれがあるという方は最初に整形外科へ行き、しっかりと検査を受けていただくことをオススメいたします。
他には長引く痛みや強い痛みがある方も整形外科で一度、検査を受けていただくことをオススメします。
ただし、検査でも画像の検査以外にも様々な検査方法があり、画像だけではわからない原因や状態というのもあります。
器質的な異常と機能的な異常
整形外科での検査はおもに器質的な異常を見つけるのにすぐれております。
つまり骨や関節、筋肉自体に異常があるかないかということです。
例えば、骨の変形や骨折があるかないかなど。
とくに腰椎椎間板ヘルニアや脊柱菅狭窄症、頚椎症、膝の変形などはレントゲンやMRIなどで検査することでしっかりと異常をみつけることができます。
逆に整体院は機能的な異常をみつけるのにすぐれております。
関節や背骨の動きに異常がないか。筋肉に力が正常に入っているのかなどをしっかりと触診し、検査をおこないます。
よくあるのが整形外科に通院し、画像検査では異常がなかったが関節の動きや筋肉の状態をみてみると機能的な異常が痛みの原因ということもあります。
まずは一度、整形外科を受診ししっかりと検査を受け、器質的に異常がないのかを確認していただくことをおすすめいたします。
病院と整体どちらで施術をうけたら良いの?
多くの方は最初に整形外科で検査を受けて、医師の指導のもとにリハビリやマッサージ、電気などを受けると思います。そして湿布や痛み止めの処方をいただくのではないでしょうか。
それでも痛みがおさまらない方々が整体院に通院されて施術を受けているとおもいます。
では、どのような時に整体院で施術をうけたほうがいいのか?
- 湿布や痛み止めを3週間以上にわたり処方されているが痛みがおさまらない。
- 年齢や体重のせいと言われ、仕方がないと言われた。
- 腰椎椎間板ヘルニア、脊柱菅狭窄症と言われたが、様子をみましょうと言われた。
- レントゲンやMRIで異常がないと言われ、原因がわからない。
- 使いすぎだから安静にしましょうと言われた。
もし、このようなときは器質的な異常ではなく、機能的な異常のときもありますので整体院で施術をうけることをおすすめいたします。
ただし、皆様に気をつけていただきたいのは同じ整体院でもしっかりと痛みの箇所や全身の状態を検査し、原因を伝えてくれる整体院をお選びください。