まずは「整体」と「整骨院」の違いをご存知でしょうか?
皆さんに聞くと整体も整骨院も一緒と考えられている方も多くいらっしゃいます。当院の整体と整骨院の違いの前にそもそも整骨院とは何をするところか?についてご説明していきたいと思います。
整骨院とは
整骨院とは基本的には骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷というように急性期のケガによるものに対して整骨院や接骨院で健康保険を適用し、施術を受けることができます。
逆に慢性的な肩こり、腰痛、頭痛などは健康保険の適用外となり、施術を受けるには実費で施術を受ける必要があります。
多くの整骨院では局所的な施術
整骨院では骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷といったケガとお伝えしましたが、その中でもよく多いのが腰部捻挫、頸部捻挫、背部挫傷といった傷病で通院する方が多い傾向にあります。
これもあくまでも急性期に限り、健康保険の適応になります。
整骨院では痛めたところに対して電気やマッサージなどといった施術をするところが多く見受けられます。
急性期の局所的なケガに対しては整骨院での施術がとても有効的と言えます。
慢性的な肩こり・腰痛はどうしたら良いの?
肩こりや腰痛というのはほとんどのケースが慢性的な状態にあります。慢性的な症状というのは1週間前や1ヶ月前などの短期間でおこるものではなく、何ヶ月、何年間という期間にわたり続いている症状を慢性症状といいます。
そのため、慢性症状の場合は局所だけの施術では根本的に解決しないことがほとんどです。
根本的に解決するには長年かけて悪くなってきた問題を一つ一つ把握し、身体の全体から施術していくことが大切なのです。
慢性的な症状は湿布、電気、マッサージだけでは対象療法にしかならずに同じ痛みを繰り返すことになり、結果的にもっと身体を悪化させることになりかねないのです。
では当院の整体とは?
慢性的な症状のほとんどは過去の生活習慣でおこります。その積み重ねが結果として年齢を重ねるたびにひどくなっていくのです。
まず、当院では過去の既往歴や生活の習慣、仕事の動作などの詳しくお聞きします。
そのうえでしっかりと全身の検査をおこないます。
検査がしっかりとしていないと的確な施術をおこなうことが出来ません。
検査をもとに根本的な原因を見つけ出し、神経的・骨格的・筋肉的の3つの視点から施術をおこないます。
なぜ、この3つが重要なのかといいますと、身体を支えている重要な要素になるからです。
まとめ
整骨院は急性期の骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲のケガで局所的な施術のプロフェッショナルですが、多くの腰痛や肩こり、頭痛などは慢性的であり、保険の適応外です。
慢性的な症状を根本から解決するには全身の施術(神経的・骨格的・筋肉的)が必然的になってくるのです。